早くに母を亡くし、父とふたりで暮らすハルは、どこか自分に自信が持てず、
自分の居場所が見つからない――そんな想いを胸に、日々を過ごしていた。
ある日ふとしたきっかけで、ひとつの手紙を手にしたハルは導かれるように旅立つ。
出会ったのは、生まれる前の記憶を持つ子どもと、その母親。
そして「スターシード」と呼ばれる不思議な言葉。
“そんなの、信じられるわけがない”
最初は疑いしかなかったハル。
とはいえ、出会いを重ねていくうちに
「自分は本当はどう生きたいのか?」と自分に問うようになる。
その問いがハルの常識と現実のすき間に 微かに差しこむ、もうひとつの光となる。
これはハルが「自分を思い出す旅」のはじまりの物語。
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現代社会の中で「自分は何者なのか」「なぜここにいるのか」という問いを抱く若者たちを中心に展開する、心の再生と目覚めの物語。
ある日、自身の中に眠る不思議な記憶や感覚に気づき始めた主人公は、偶然のような必然の出会いを経て、自身の“原点”へと導かれていく。
本作は、個人の内面と向き合い、記憶と感覚をたどる旅を通して、本当のつながりや存在意義を取り戻していく姿を描く。映像美と詩的な台詞が融合し、ドキュメンタリー的なリアリティと幻想的な演出を往還する構成で、多様な価値観が共存する今の時代に「問い」を投げかける作品となっている。
最新情報
舞台挨拶 6/1(日)13:30の上映終了後の舞台挨拶に主役の奥原さやかさんが登壇いたします。
チケットを購入できる場所が増えました。
弘前市長へ表敬訪問を行いました。5/19(月) 現在
◎お問い合わせ(チケット取り置きなど):電話; 090-2844-4125(葛西)
mail; univerzooworld@gmail.com
弘前市在住の加藤のりこ(加藤範子)初監督作品「スターシード 星の旅人- 僕らは宇宙の創造主」がスペイン・バルセロナ・インディアワードにて最優秀新人監督賞を受賞。この受賞を記念して青森県立美術館シアターでの上映会をいたします。
みなさま、ぜひご来場ください。
加藤のりこ(加藤範子)経歴
ダンス・アーティスト(ダンステクト主宰)、音楽活動名: SSEEDNORIKO、映画監督
創造・表現・芸術 監督/アドバイサー/講師
クリエイティブ・トランスコミュニケーター
2003年にダンス・アーティストとして活動をスタートし、2005年にクリエイティブハブDance-tect(ダンステクト)を設立。以来、世界中のアーティストとの共同制作や公演に積極的に関わる。2020年からはSSEEDNORIKOとして音楽活動も展開。
1996年から1998年まで青森県立弘前工業高校、1996年から1998年まで2006年から2015年慶応義塾大学、日本体育大学、神奈川大学にて講師を務める。
2016年ジョー・アン・エンディコットの著書「さよならピナ、ピナ バイバイ」を翻訳、叢文社より出版。
また2025年公開映画「スターシード 星の旅人ー僕らは宇宙の創造主ー」は初監督作品。
ルートバスねぶたん号 新青森駅東口バス停から乗車
「県立美術館前」下車 (所要時間約10分)
※ 詳しくはあおもりシャトルdeルートバス「ねぶたん号」(青森観光バス(株)017-739-9384) へお問い合わせ下さい。
青森空港から車で約20分
東北縦貫自動車道青森I.C.から車で約5分
(八戸方面から)青森自動車道青森中央I.C.から車で約10分